「厚生労働大臣が定める現物給与の価額」(厚生労働省告示)では、
「食事で支払われる報酬等」及び「住宅で支払われる報酬等」
以外の現物給与は時価と定められています。


●健康保険法の解釈と運用
(P370


時価とは、その時々において一般にそのものが取引されている実際の価格をいう。




と解説されています。

時価について、
以下の疑義照会回答があります。


●現物給与の通貨換算について
(平成22年12月17日疑義照会(回答)No.2010-551)


【疑義内容:現物給与の時価】

時価とは、その時々において一般に取引されている実際の価格であり、
経済用語としては、市場価格と同様に用いられている。

現物給与は、本来、金銭の形で賃金等に含めて支払われるものを、
便宜上、現物で給与していると考えられるので、
それを手に入れるために要する費用ととらえ、税込み価格として取扱いいただきたい。

社割価格については、
割引相当部分は、被保険者の利益と考えられるため、
社割価格そのものを用いることは、妥当ではない。


●現物支給(駐車場)について
(平成23年2月25日 疑義照会(回答)No.2010-1126)


【疑義内容:駐車場の現物給与の時価】

駐車場が現物支給されており、駐車場の価額については
平成21年厚生労働省告示第231号(現行:平成24年厚生労働省告示第36号)
では定められていないため「時価」によって決定することとなるが、

食事並びに住宅以外の報酬等で告示により具体的金額が示されていない現物給与に関しては、
労働協約に定めがある場合には
事業主が負担する契約金額を実際の価格(時価)ととらえてこれを報酬とすることとし、

労働協約に定めがない場合には
社会保険部局と労働保険部局で協議のうえ「時価」を評価することとされているので、
機構本部あて相談されたい。



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